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食物繊維と大腸がん予防効果の真相

食物繊維と大腸がんに関する様々な研究結果からの続きになります。

先回は食物繊維が大腸がん予防につながらないといった結論を出した研究についていくつか見てみました。

とはいえ、以前の研究では食物繊維と大腸がん予防には関係性があるという結果もでています。研究結果が異なる理由は様々ですが、普段の食生活を改めないで、食物繊維を追加したから・・・・肉を多く摂取していたから・・・などの理由も挙げられます。

大腸がんは食物繊維では予防できないのか?

いずれにしても、食物繊維の生活習慣病予防効果などはいくつかの論文で認められており、糖尿病や心臓病などには効果があると考えられています。

また、高脂肪食品などを多く摂取すると、胆汁が多量に分泌されますが、大腸ではこの残って大腸に流れた胆汁酸は腸内細菌によって分解され、二次胆汁酸をつくります。この二次胆汁酸には発ガンを促進させる働きがあると考えられています。

ところが、この発ガン物質も食物繊維は体外に排出する働きがあるため、大腸がんの予防にもつながると言う専門家もいます。

腸内環境を悪化させる便秘などには食物繊維は非常に効果がありますし、先ほどご紹介したように生活習慣病(肥満などにも)効果がありますので、いずれにしても大腸がんと食物繊維の研究結果だけを見て、食べなくてもよいことには決してつながらないわけです。